宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 　過去の記録は次のページで見られます

　

セントラル・パーク　　　　　　　2020.2.7 　ニューヨークはセントラル・パーク、マンハッタンで生活する人達にとってのオアシスになっているこの公園は、南北4ｋｍ、東西0.8ｋｍの緑の楽園。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、そして芝生のプレイ・グラウンドで遊ぶ子供たちでいつも賑わう。 　また、芝生の屋外劇場ではコンサートが開かれ、夏、オペラの演奏会に参加した想い出もある。 　 　この広大な緑の公園は、人工的に作られたもので1857年開園。樹木が茂りバードウォッチングを楽しむ人たちがいる。開園以来、ここで観察された鳥は250種以上といわれる。今は冬、木の葉が落ち、みとうしが良くなり、鳥も捉えやすい。私もビジネス出張の折、バードウォッチングの真似事をしてみた。 　 　池にカモや白鳥。 　コマツグミ。 　スズメ。スズメは日本にいるのと顔の模様が微妙に違う。これは国といいうか地方によって違うのに旅行しながら気が付いた。渡り鳥ではないから交流がないまま生き残ってきているからだろうか。 　広大な林の公園を抜けるとビルの林立。 ここから7ｔｈアヴェニューを南下し、タイムズスクエアに当たったところで、サギに出会い金をとられてしまった過去の想い出。 午後遅くビジネスの退け時、通りには人が溢れだす。よくしたもので、上り下りで人の流れが整然と分れている。その流れに逆らうように、アフリカ系のホームレスのような汚れた服装、汚れた顔の男が人の流れを斜にかき分けるようにこちらに近づいてきた。すれ違いにぶつかったわけでもなく触れ合ったわけでもなく、通り過ぎたが、この時なぜか肩にかけていたビニール袋を下に落とした。そのまま通り過ぎて何歩か過ぎてから、突然後ろから肩をたたかれた。なんだとの問いにぶつかって酒の瓶が割れた、金を払ってくれと言う。ホントにとの疑いにビニールの袋を開き、割れた瓶と溢れた液体を見せられる。こちらのせいではないだろうと断りに入ろうとしたが、すでに割れた瓶のネックをつかんで構えている。揉めて顔を撫ぜられたらヤバイとあきらめる。ウィスキー２本で４０ドルと言われ払う。不思議だと後で思ったのは、この駆け引きを他の人たちは無視、流れを乱すわけでもなくそのまま通り過ぎてゆく。 　ボトルマンとかチョコレートをひっかけるとかのサギは最近はやらないのか、もっと直接的になり、ピッキングや強盗被害が多くなっているらしい。ヨーロッパでは爆買い金持ちの中国人狙いの強盗が多いと聞くが、このところコロナウィルス騒ぎで中国人に近づくのは控えているのかもしれない。

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