宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 過去の記録は次のページで見られます ![]() |
ネパール大地震 2015.4.29 4月25日に起こったM7.8のネパール大地震後、生存率が急激に下がると言われる72時間を経過したが、日々死者の数は増え続けている。 ネパールのカトマンヅを訪れたのは何年か前のことになるが、寺院建物の多い街並を生々しく想い出している。 ![]() ![]() カトマンヅ・バレーと言われるように、ここはヒマラヤの南、盆地の街。いま、大都市に見られるような鉄筋コンクリート建てのビル群は見当たらない。寺院の多い門前町のような木材の家も見当たらない。寺院が散見できる街は、ほとんどブロック建てが並んでいる。 観光客がよく訪れるダルバール広場、スワヤンブラートの丸い寺院など寺院の密集する場所は、狭く込入っていて車もよく通れない。 ![]() ![]() 生き神さまクマリの館を訪れ、5歳の少女クマリが窓から顔を拝ませてくれた建物も、ほとんどの寺院と同じ、レンガを積み上げて造られている。 ![]() 地震災害の写真を見ると、レンガが散乱し、土の山ができているようだが、レンガの建物では、倒壊というより崩壊だったのだろうと思われる。車も入られず救助、復興には想像もできないほどの困難が予想される。元通りの寺院の復興はできるのだろうか。新しい街に替わるような気配もするが、一方で、あの寺院の集まりのツアー、何日かかけてポーター達と辿るエベレスト街道のトレッキングによるエベレスト探勝の旅が早く戻ってきて欲しいとも思う。 遠くの日本からは救助活動などとても及ばないが、募金活動には参加することにした。 人口3000万人足らずのネパールでは、被災対象の子供たちが200万人に及ぶと言われる。貧困の子供たちの支援活動を以前から行ってきている「セーブ・ザ・チルドレン」の組織に協力してみることにした。 |
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