宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 　過去の記録は次のページで見られます

　

ポンペイ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017.7.20　 　西暦７９年８月2４日、ヴェスヴィオ火山（1277ｍ）の大噴火により、一日で埋もれてしまったポンペイの町。当時２万人ほどの人口で、２千人ほどが亡くなったとされる。１８世紀半ばに発掘されるまで、眠っていたこの町がほとんど当時の姿で出現、タイムスリップしたようにリアルに蘇ってきている。 　ポンペイの遺跡は高台の上にあり、それだけ発掘されやすかったのかもしれない。 　大劇場、小劇場が残る。これは小劇場、今でもイベントに使われているほど復元状態は良い。 　遺跡の中心を横断するように東西1ｋｍに渡って伸びるｱﾝﾎﾞﾝﾀﾞﾝﾂｧ通り、馬車道と歩道が分かれる。馬止、横断歩道、水道施設と水飲み場、とインフラも整っている。 　町の中心、フォロ（公共広場）、正面にヴェスヴィオ山と神殿と凱旋門。 　市場、聖堂、浴場、裁判所、銀行など集まった市民広場。 　パン工房。ほかに居酒屋、洗濯屋、売春宿など、現代の生活の場と変わらない。邸宅もよく保存されている。 　壁画も随所に残り、当時の服装、生活様式もわかる。 　火山灰に埋葬されたままになっていた人体像も灰が固まり、肉体が解けて空洞になってたところに石膏を注入し復元された像が遺跡発掘品と共に保管されている。

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