宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 　過去の記録は次のページで見られます

　

カリナン・ダイヤモンド　　　　　　2019.11.22 　ジェフリー・ディーヴァーの新作「カッティング・エッジ」を読んでみた。ニューヨーク、ブルックリンでダイヤモンド原石が発掘されたという現実離れしたストーリーに殺人が絡む。これにリンカーン・ライムとアメリア・サックスの捜査が展開されるお馴染みの警官の小説で読まされた。 　この小説の中に、これまでに発見された最大のダイヤモンド原石、カリナン・ダイヤモンドの話が出てくる。これはフィクションではなく現実の歴史。１９０５年、南アフリカ、プレトリアの鉱山（カリナン・ダイヤモンド鉱山）で発見された原石は3106カラット、鉱山主トーマス・カリナン、宝石用にカットされて、９個の大きな石と９６個の小さな石になる。このうち一番大きな宝石は５３０カラット、イギリス王室に渡り、いまロンドン塔に展示されていると言う。 　何年か前、南アフリカに旅行した折、このカリナン・ダイヤモンド鉱山を訪れたことがありこの小説で想い出した。以下、想い出の写真。 　ダイヤモンド採掘の深い竪穴が残る。 　ヨハネスブルクの花ジャカランダの咲く採掘工場は今も現役。 　近くの宝石店。 　とても手が出ない。 　ダイヤモンド鉱山の近くの街並み、しゃれた明るい通りでアフリカの街という感じがしない、歩いている人も白人が多い。 　ニューヨークのダイヤモンドはどうなったかは小説を読めば。。。だけれど次々展開が変わるのは、ディーヴァー流で読ませる。

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