| 宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 過去の記録は次のページで見られます  |
アオスタ街道と湖水地方 2015.7.05 北イタリアの中央部、ミラノの東北に大きな湖が点在する。そのうち、ガルダ湖とコモ湖を訪ねた。 ガルダ湖は、イタリア最大の湖で、高い山々に囲まれた澄んだ美しい観光と保養の湖として知られる。周遊時間の余裕がなく、観光シーズンで凄い人で溢れ、湖の鑑賞、写真の撮影ができず。南岸から突き出した細長い岬、シルミオーネの中程にあるスカラ家の城塞の周りを歩き回っただけ。ローマ時代から保養地として知られ、スカラ家の城も１３世紀に建造されたという。  湖水地方一番人気のコモ湖。南端のコモの町は、世界的な保養地の中心の街でもあり、優美なゴシック様式のファサードを持つドゥオーモ（１４〜１８世紀建設）を囲んで、洒落た店や建物が広がる。コモ湖は、アルプスの山々を背景にしてイタリア随一の美しさといわれ、湖畔にヴィッラやホテル、その庭園と優美な空間が伸びている。写真撮影を期待したのだが、あいにくの大雨。   ミラノの西、アオスタ街道がアルプスをトンネルで抜けてフランス、シャモニーに通じている。アオスタの手前、街道から外れスイスの国境近くに入り込むとチェルヴィニア、マッターホルン（イタリアからはモンテ・チェルヴィーノ）が望めるまちに至る。残念ながら雨。湖面にマッターホルンが映るというブルーレイクを訪ねたがここも雨。  アオスタ街道をさらに進んで、クールマイヨール。その先、ラパリュの町から、モンブラン（イタリアからはモンテ・ビアンコ）を眺める予定だったが、ここも雨、山は雲の中。道路際まで氷河が降りてきていた。   モンブランは、以前、フランス、シャモニーのエギューユ・デュ・ミニ展望台からの遠望を期待して訪ねたが、そのときは夏なのに雪で展望台外は真っ白。モンブランとの相性は悪いままでまだ姿を見ていない。 |
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