宇都宮市、鬼怒川沿いの飛山城跡高台に住み、あちこちと歩き回っている高齢者のおぼえがきです 　過去の記録は次のページで見られます

　

オーバーアマガウ　　　2021.10.1 　リンピック2020は1年遅れで無観客で行われた。同じ2020年のイヴェントで2022年まで伸ばして行われることになっているのに、ドイツ、バイエルンのオーバーアマガウの野外劇、キリスト受難劇「パッションプレイ」があるのが分かった。 　ドイツ　バイエルンのノイシュバンシュタイン城旅行をした折、ルートヴィッヒIIの2番目の城であるリンダーホフ城も訪れた。そのルート上にあって車で訪れたオーバーアマガウ。 　フレスコ画と木彫りの町。車で通りながら撮った写真が3枚。 　 　以下はインターネット紹介ページから借用。 　町というより村の全景、人口5千人ほど。 1632年、ペストが流行した。しかし、この村は奇跡的に被害が少なかった。これを神のご加護として、キリスト受難劇を捧げた。初演は1634年、その後10年に1度の行事にして続けてきた。2000年、キリスト生誕記念でサイクルが替った。その後感染病被害も少なかった。コロナでは感染は特に減らず、受難劇は2020年が2022年に変更になった。 パッションプレイは村人たちだけで演じられ、スタッフも含め村人の半数2000人たちの参加で、5時間に及ぶ。この受難劇は5月から9月まで100回以上続く。野外ステージに50万人の観客が世界中から押し寄せる。 　次の2022年のパッションプレイに向けて準備に余念がない。コロナも収まり、きっと50万人以上が集まり成功するだろう。これに比べオリンピックはなぜ待てなかったかと疑問に思う。待てなくて無観客で損益は大幅に悪化、感染防止に負担大で、オモテナシも訪日客減少で発揮できず強行してしまった。現状把握や未来予測の読めない日本の体質なのだろうか。 来年、訪ねて観劇したいと思うけれどキリスト教信者でもなく、控える方が良さそう。

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